La Zone et ses amis

ラ・ゾーヌとその仲間達

シャガール展 ミュージアムコンサートにて
シャガール展にて 北海道立近代美術館 2013/7/28

 バル・ミュゼット楽団「La Zone」は、パリ・ミュゼットを愛してやまない札幌在住の女性3人によって、2003年に結成されました。編成は、ボタンアコーディオン・バンジョー・ピアノという、戦前のミュゼット楽団の最もオーソドックスなスタイルで始まりました。

 

 2007年4月にファーストアルバム『ミュゼット小屋の夜』を発表。さらに同年11月よりミュゼットの本質を一層究めるため、そのルーツであるオーヴェルニュ民謡 を奏でる『キャブレット(フイゴ式バグパイプ)』を取り入れました。それによって、1800年代のミュゼット音楽の演奏スタイルの再現も可能になりまし た。


 2010年、念願のパリ公演で好評を博し、翌11年にはパリのミュゼット界の巨匠ダニエル・コランとの共演を札幌で実現。2012年5月に発表したセカンドアルバム『札幌バルミュゼット』は、マスコミによって広く取り上げられました。

 

現在は管・打楽器や ヴォーカルなどのサポートメンバーと共に、バル・ミュゼットを専門に演奏する日本唯一の楽団として札幌を拠点に道内外で活動を続けています。2017年10月には活動15年目の集大成となるサードアルバム『ラ・ゾーヌの世界』を発表しました。