ラオスフェスティバル2019のご報告

去る5/25-26、東京都渋谷区の代々木公園イベント広場で開催された「ラオスフェスティバル」のメインステージに出演してまいりました。

 

同フェスティバルは、東南アジアのラオス人民民主共和国と日本の友好親善を目的に2007年から開催されている、日本最大規模のラオス関連イベントです。キャッチフレーズの「日帰りで行けるラオス」のとおり、会場はまるでラオス旅行をしている気分になるような飲食屋台や雑貨店が立ち並び、今年も多くの来場者で賑わいました。

今回出演に至った経緯を少し説明しますと…

ラ・ゾーヌのメンバーは演奏活動と並行して、2017年に立ち上げたNPO法人「ノルドミューズ」の理事として、音楽関連の社会活動にも取り組んでいます。このNPOでは、少子化による統廃合が進む北海道の小中学校で役目を終えたアコーディオンを回収・修理して再活用する「楽器再活用事業」を展開しています。

 

昨年11月、私たちはこの事業で再生されたアコーディオンを持参してラオス人民民主共和国を訪れ、首都ビエンチャンの複数の小学校で演奏会やワークショップを開催し、楽器寄贈を実施しました。これがきっかけとなり、ラオスと日本の友好親善に関わるさまざまな機関や団体とご縁ができ、ラオスフェスティバル実行委員会からラ・ゾーヌとしてのステージ出演のお声掛けを頂いた、と言うわけです。

今回の私たちの出演は、フェスティバル初日の25日(土曜日)。その日は午前中からすでに30度を超える暑さで、13:00の本番の頃には黙っていても汗が噴き出すほどに。

 

この日私たちはラオスの民族衣装である「シンスカート」を着用し、普段と異なるいでたちでステージに立ちました(全員スカートでの演奏は初めて!)。演目はいつもお馴染みのフランスのナンバーの他、ラオスの代表的な曲「チャンパーの花」を、今回のフェス用にミュゼット風にアレンジして演奏しました。

5月にしては異例の酷暑にも関わらず、会場には都内にお住まいのラ・ゾーヌを知る方々が応援に駆けつけて下さり、ありがたい限りでした。この場を借りましてあらためてお礼申し上げます。

 

来月、再びNPOの事業でラオスを訪れますが、本場東南アジアの暑さの予行練習(?)となった今回の東京遠征でした。