この夏はブルターニュです

こんにちは、バンマスのKUMIです。

札幌の街なかはゴールデンウィークに見ごろだった桜も姿を消し、樹々の若葉がいっそう鮮やかな季節になりました。

それにしてもここのところ、寒暖差が激しすぎませんか?これは全国的な現象ですか?昼間が夏並みに暑かったかと思えば、夜は冬に逆戻りしたように冷え込んだり。。。札幌の気候がヘンなのか、私が年をとったから身体がついてこないのか。。。体調維持必須な今日この頃です。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今年に入ってから道内の学校や企業のイベントなどでつつがなく活動中のLa Zoneですが、この夏(7月)に久しぶりにフランス遠征に行ってまいります。

今回のメインイベントは、私たちの友人(キャブレット奏者)の結婚パーティーでの演奏なのですが、その場所は、私たちにとって初めてのブルターニュ地方なのです!楽しみです、一回行ってみたかったんですよー。

 

ブルターニュといえば、ケルト文化が色濃く残るちょっぴりスピリチュアルなイメージがあります。かの有名なモン・サン・ミシェル、カルナックの環状列石などもこの地方です。音楽的にもケルティックなムードが漂う作品が多く、また地域独自の歴史伝承や妖精伝説なども残っていて、何だかフランスの中の異国という感じらしいです。

 

パーティーが開催されるサンマロ近郊の村に行く前に、古都カンペール、北側の海岸沿いのロスコフ村など、あんまり日本人が訪れないブルターニュをレンタカーで巡ろうと思っています。

ブルターニュへはパリのモンパルナスからTGVで向かいます。パリではもちろん、私の永遠の師匠エミール・ヴァシェのお墓まいりに行ってまいります。この墓参りなのですが、実は今回は(私が勝手に決めた)特別なミッションがあるのです…!それは、エミールの墓石のプラークを新しくすること!です。

プラークとは、墓石に貼られた陶磁器製の写真のこと。2010年に初めて彼のお墓を探し当てた時に、バラバラに割れていていたプラークのかけらを拾い集めて接着剤で修復したのですが(写真左)肝心のアコルデオンの部分が見つからないままなのです。。。これじゃ彼が何屋だったのか分らないじゃないですかー。でもこの時は時間が無くて(お墓が見つかったのが帰国の途に就くフライトの数時間前)泣く泣くリターン。

で、その次の渡仏(2014)の時に、このプラークを新調すべく、採寸をして帰って来たのです。マニアの私は偶然にも、このプラークに使われているのと同じ写真を持っていたのですよ。で、日本でこれと同じものを製作してくれる工房(横浜)を見つけ、写真データを送ってオーダーしました。で、届いた新しいプラーク(写真下:ちゃんとアコルデオンが映り込んでいます!)

を今回持参して旅立つ、というわけなのです。

…思い入れが激しくてテキストが長くなってしまいました。スミマセン。

また報告します。最後は短く、à bientôt!!