アートパフォーマンス in 赤れんが

24日からの積雪で、札幌は一変して真冬の様相となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。


去る11月22日(日)、北海道庁旧本庁舎(通称:赤れんが庁舎)で行われた「第1回アートパフォーマンス in 赤れんが」(主催:北海道)のラ・ゾーヌのコンサートにお越し下さいました皆さま、大変ありがとうございました。

20日の北海道新聞イベント告知欄掲載と、17日にKUMIがゲスト出演させて頂いたNHKのテレビ番組「つながる@きたカフェ」での宣伝効果も相まってか、250名以上ものお客様にご来場頂きました。


当初、100名ほどのご来場を想定して会場作りをしておりましたが、13時頃リハーサルを終えて会場を出ると、スタートまで1時間以上あるにもかかわらず、既に沢山のお客様が列をなしていて、驚くばかり。さらにさらに、開場した後も予想を超える数のご来場、椅子が足りないという事態に。

我々も職員の方と共に椅子の運び出しで、開演直前に大わらわとなりました。

当日ご不便おかけしました皆さまには、この場を借りてお詫び申し上げます。


本番では前半にバルミュゼットスタイルの演奏を、後半はミュゼットのルーツである楽器、キャブレットの解説を交え演奏を。その中でこの度コンサートでは初公開となる新曲「野生のリグレット」を披露させて頂きました。

まだ生まれたばかりの楽曲ですが、これから熟成させていきたい所存です。


この度会場となった赤れんが庁舎は1888年に建てられ、現在使われている新庁舎が出来るまで、約80年に渡って道政を担った歴史ある建造物です。1888年といえば、のちにパリ・ミュゼットの父と呼ばれるエミール・ヴァシェはまだ5歳。パリの下町に、出稼ぎのオーヴェルニュ人たちが奏でるキャブレットの音楽が、勢い良くなり響いていた頃でしょうか。

そう思うと非常に感慨深いものがあります。今回演奏の機会を頂きました事に、改めて感謝申し上げます。


また、コンサートの様子は、25日の北海道新聞夕刊で記事として取り上げて頂きました。お手元にございましたら今一度是非ご覧下さい。


このコンサートをもって、2015年のラ・ゾーヌの対外的な演奏は全て終了しました。年末までは、ホームグラウンドのガンゲット・ダイマでのイベントでお会いしましょう!ありがとうございました!